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認知症の進行に合った介護
認知症の進行に合った介護

認知症の進行に合った介護

軽度(早期・初期)認知症の介護

軽度の認知症の場合、比較的ゆっくり進行します。本人の状態として、物忘れがひどくなった、同じことを何度も繰り返す、お金の管理が苦手になった、しまい忘れ・置忘れが目立つ、感情の起伏が目立つ、年月日など日付や時間の感覚が不確かになることが挙げられます。
接し方として次の点を心がけることが必要です。自分でやれるように、見守り・声掛け・手助けをすること、事故にならないために気配り・声掛けをすること、慌てず落ち着いて行動することです。
家族の役割として次のことが挙げられます。物忘れがひどくなったら受診すること、病院に同行すること、認知症について知識を深めること、介護保険を申請すること、食事・趣味・手仕事で認知症を遅らせることが挙げられます。

中程度・重度認知症の介護

中程度の認知症になると、徐々に進行が早くなります。重度(末期)になると中程度のときと比べて進行が少しゆるくなります。
中程度の認知症の場合、本人の状態は次の通りです。記憶障害が進む、季節や天候に合った服が選べない、近所以外は迷子になる、言葉の言い間違いが増える、他人の言葉が理解できない、思い通りの動作ができない、徘徊や夜間せん妄が始まる、イライラして怒りっぽくなることが挙げられます。重症化すると、家族が分からない、家でトイレの場所が分からない、運動機能が低下して寝たきりになることが挙げられます。
接し方については次の点を心がける必要があります。中程度の場合、問題行動が出ないように不安を軽減させる、転倒などの事故や徘徊を予防する、認知症による変化を受け入れることが重要です。重症化すると、日常の観察を怠らない、体温・血圧・脈拍などをチェックする、薬の事故と便秘・脱水に注意する必要があります。
家族の役割として次の点が挙げられます。中程度の場合、介護の担い手を増やす、「認知症の家族の会」などに入会する、認知症グループホーム・介護施設への入所を検討する必要があります。重症化すると、ベッドでの介護や移動をしやすくするために介護保険で貸与サービスを受ける、施設への入所も検討する必要があります。

早期・初期の段階はイキイキした暮らしを支援する

早期・初期の段階では、物忘れが増えた、会話のやり取りがおかしいと感じることがあると思います。まず、かかりつけの医者に相談し、早めに専門医を受信することをすすめます。認知症が原因になっている場合、症状を軽減させることができます。この段階では日常的な介護は必要ありません。
この段階での介護のポイントはこれまで通りの生活を長く続けられるようにすることです。友人などと交流することで、認知症を遅らせることができます。なるべく閉じこもらないような生活ができるように支援しましょう。

中期では症状を軽くする介護を心がける

中期は初期の段階からさらに認知力が低下し、日常生活に支障をきたす症状が見られるようになります。具体的な症状として、徘徊、夜間せん妄、暴力、弄便などの問題行動が見られ、日常的な介護が必要になります。
中期の介護は要介護者の不安を軽減することです。介護者が安定した気持ちで接し、感情的にならないことが重要です。
中期の認知症になると、認知症高齢者グループホームへの入所を選択肢として考えておきましょう。ただし、いきなり宿泊させると認知症が進む恐れがあるので、通所介護サービスや体験宿泊などで慣れてから利用する配慮も必要です。

重度化したら介護者の負担の軽減もポイント

認知症が重度化すると、身体機能が低下し、やがて寝たきりになります。寝たきりになると生活全般に介護が必要になります。家族1人が介護を負担していたケースでは困難になります。問題行動が出始めると、「介護うつ」や「高齢者虐待」の心配があります。
中期以降の介護のポイントは無理をしないことです。通所介護や短期入所介護を利用して、「介護を休む」ことも重要です。特別養護老人ホームと有料老人ホームへの入居を検討する必要があります。

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