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無気力の症状事例
無気力の症状事例

無気力の症状事例

意欲の低下は初期症状として気づきやすいものです。
例えば一度座ったら疲れたように何もしたがらない、何かするのを億劫がるなどです。
家族は「動かないと認知症になるかもしれないよ」と言って喝を入れ、運動させようとしたり、体を動かそうとしますが、これはすでに認知症になっている可能性があるということです。

また、ふさぎ込んだり、人や親せきなどと会うことを嫌がるというものも該当します。
まれに、意欲の低下からうつになっていると疑われることもあります。
ですが、ある程度眠れていて、食欲が変わらなければうつ状態ではない可能性が高いです。
もし、眠れずに食欲もないといううつ状態であれば、認知症によるものだとしても抗うつ剤が効くので、医療機関に相談してみてください。

動きたがらない、中々起きたがらない、物事をおっくうがる

散歩などに誘って外に連れ出そうとしても、「行きたくない」「あなたが行けばいいじゃない」などと動こうとしないことがあります。
これまでは出られたのに、いきなりこのような返事をされると、家族としてはとても心配して、否定的な捉え方をすると思います。

無理やり連れ出そうとせずに、出来ることを少しずつ、ゆっくりと動かすように勧めましょう。
「そんなことしてたらぼけるよ」「もっと悪くなるよ」などと脅しながら無理やり動かそうとすると、やらされているなどという認識になり、全く長続きせずに一時的な効果しかありません。
当然、家族に不信感が募ったり、家の居心地が悪くなるという逆効果も出てきます。
ほめながら、ゆっくりとすすめていくのが一番良いと思います。

ふさぎ込むようになる、人と会うのを嫌がる

「久しぶり!」と声を掛けられて、顔を見ると見たことがありますが、誰かは思い出せない。このようなことはありませんか?
思い出せなくても相手は話を止めず、「元気だった?どうしてた?」などと聞いてきます。
「どちら様?」とは言い出せず、「まあ・・・」などと適当につじつまを合わせて、「急いでいるからまた今度」と言って無理やり切り抜けます。
冷静になって考えると「誰だったっけ」ということに神経を集中させて、緊張してしまうと思います。
このようなことは、認知症の方にも起こるのです。
起こり得るというよりも、この連続の中で生きていかなければならないのです。

外に出たくなくなって、人と関わりたくなくなっても無理はありません。
特に友達が多い人や、プライドが高い人、しっかりしていた人ほど自分を保とうとして、つらい思いをしていると思います。
不必要に追い込まないためにも、ついさっきのことだとしても昔の話はやめて、本人がしっかりとした記憶のある遠い昔のことか、今のこと、これからのことを話すようにすれば、安心するかと思います。
いつも話しているような昔のことでも良いですし、今日食べるご飯のことなどでも良いと思います。
人と話すのを嫌がっているようなら、このようなことを意識しながら話してみてください。

もう死ぬ、死にたいと言うようになる

うつ状態になると自殺しようとすることもあります。
例えば「死んでやる」と言って自分の首を絞めようとしたり、「死にたいから」と言って食事を拒否することもあります。
車いすで壁やガラス窓に体当たりするなどもあります。
こう言われるとまず間違いなく「そんなこと考えないで」「縁起でもないこと言わないで」と言ってしまいがちだと思います。

ですが、焦らずに本人の切ない、つらい気持ちを受け止めてあげて、「何があったの?」「つらいのね」などという言葉をかけてあげて、慰めてあげましょう。
死にたいと言う時の本人は、必ずつらい気持ちでいます。
うつ状態かどうかを診断するためにも、専門医の受診は必ずしておきましょう。

食欲がなくなる、ご飯を食べなくなる

様々な摂食障害がありますが、食事の途中でやめてしまう、食欲がわかない、口を開けてくれないということもあります。
口に入っても飲み込まない、吐き出してしまうというようなことも同様です。
このようなことは食物として認知しているか、食事環境、口腔過敏、さらには介護者のことをどう解釈しているかなどなど、たくさんの要因が重なり、絡み合って起きています。
ある方は人前ではものを食べようとしないのに、夜中になったら一人で布団に座ってこっそりとものを食べていました。
また、食事するという行為を忘れ、さらにチューブを挿すのも拒否したことで亡くなったという方もいます。
このようなことが起きた時の介護者は、「食べない」ことによる体の心配を第一にすると思います。
栄養失調や脱水症状など、生命を維持するために「食べてもらいたい」と思ってついつい急かすようにしていないでしょうか。

口を開けないとき、吐き出してしまうときの対応がわからない、食べないことに思い当たる節が全く分からないということはあると思います。
原因は医療的な処置によるものの時もあります。
のどごしが良いからと言って刻み食やヨーグルト、プリンなどを差し出してもあんぱんや卵焼きなど、生きてきた時代に沿ったものを勧めてみると、意外と食べてくれることがあります。
とても不安になると思いますが、お医者さんなどと共に、あえてゆっくりと考えてみると意外と良い解決方法が見つかるかもしれません。

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