ホームページ / 介護業界情報 / 介護業界体験談 / 本当に良い仕事に巡り合えたんだ
カイゴジョブ
本当に良い仕事に巡り合えたんだ
本当に良い仕事に巡り合えたんだ

本当に良い仕事に巡り合えたんだ

高校の時に尊敬していた先生がいるのですが、その人が学校での仕事だけではなく福祉施設に行ってボランティア活動もしていたのです。
そのことを知った時にすごく感激して、一層強く尊敬したのと同時に、介護、福祉業界に興味が出たのがきっかけかと思います。
ですがそのころはまだ本格的に介護の仕事に就こうとは思っておらず、歌手になりたい夢が強くて、就職するなら音楽関係の仕事をしたいと思っておりました。
実際、インディーズの歌手としての仕事ができるようになってしばらく続けていました。
ですが、その時、子供のころから大好きだった祖母が亡くなり、介護の仕事をしようと決心しました。
祖母はここから遠い私の地元に住んでいて、最期のころは認知症を発症してお風呂に一人で入れないほどの介護を要していたと聞きました。
少し前にわけあって地元を離れることになったとはいえ、最期を看取れることも無く、助けてあげられることも無く亡くなってしまったということの悲しさが非常に強くなって、お年寄りに何かしてあげたいと思ったのが一番の理由になります。

未経験の業界で働くことに、抵抗や不安と言ったものは感じませんでしたか?
特にありませんでした。
派遣で働くと正社員で施設に入り、勤めるのよりも様々な施設で働きやすいので、とても魅力的でした。
最初は訪問介護をやろうかと思っていたのですが、やっぱり普通の老人ホームの施設でも働いてみたいと思ったのと、障碍者の施設にも興味があったので、派遣でそういったところを半年ごとぐらいでところどころ回れるのは自分にピッタリでした。
今働いているところはユニットケアの施設なのですが、働き始めたときはユニットケアの意味もよく分からないまま入りました。
派遣だと定期的に違う職場を紹介してもらえるので、自分の今の職場を客観視するのも簡単にでき、視野もスムーズに広げられるのが良かったです。
介護の仕事をしていてとても辛かったというエピソードはございますでしょうか。
やっぱり帰宅願望が強い方のケアは凄く辛くて、苦労しました。
その利用者様の場合だと夕食の後に強く表れて、自宅に帰りたいの一点張りで私の話を全く聞いてもらえなくなるのです。
施設に不当に閉じ込められているという不安があるようで、ベランダに出て叫んだり暴れたりするのはもちろんのこと、施設内を逃げ回るように動いたりして、どれだけ心を開いても自分を信用してもらえなくて、いらだちも強く感じました。
また、いつもそのことを考えてしまって普通の仕事に対してもつらい気持ちが出てきたほどです。
利用者様の話を深くゆっくり聞いてあげることだけは毎日懸命に続けました。
その中であえて「そんなに帰りたいなら、もう帰っていいよ」という感じの態度をとってみたら、その利用者様の方から「もう少し居てみようかな」と言っていただけたのです。
利用者様によって態度や言葉を上手く変えなきゃ伝わらないのだと痛感しました。
毎日このような経験を少しずつ積んでいくことで、いろいろなことに対応できるようになったと強く実感しました。
もちろん、自分の心が成長して自信も出てきました。
クリエイティブな仕事ではないのでゴールは全くありませんが、日々新しい発見があり、充実する仕事だと思いました。
将来こういう介護職員、スタッフになりたいなど、目標はありますか?
いろいろしてあげたことに対してありがとうなど感謝の言葉をくださったときに、「いいえ、どういたしまして」と、心から思えるような人間になりたいです。
例えば靴を履かせたりするとき、自分が履かせてあげたと思うのではなくて一緒に履こうとか、履けたね、と心から思えるような人間になりたいと思います。
なぜかと言うと、入浴の際などがよく分かると思います。
お風呂に入るのは体力を消耗しますが、だからといってすぐに上がってしまうと体が冷えて風邪をひきやすくなってしまうため、一人一人の丁度良いペース、時間というものにかなり差があると思います。
そう言う時に、入浴をさせてあげるという感じではその利用者さんの入浴ペースを100%気遣うことは出来ないと思うんです。
自分はお年寄りではありませんし、この仕事しているせいもあるのか、何事もスムーズにてきぱきと行うため、入浴の際には今でも若干イライラすることもあり、忙しいときには急いでほしいと思うことも多々あります。
ですが、自分の祖母が自分のペースを無視されて、心無くテキパキと作業のように扱われたら、とても悲しい気持ちになると思うんです。
ですので、とにかくまずはじっと待つことを心がけています。
待つということはおそらく、この仕事を続ける限りずっと続いていく、基本となることだと思います。
絶対に入浴をせかさないで、心から利用者様を気遣い、間違っても利用者様に気を使わせるようなスタッフにはならないように心掛けたいです。
今後の目標はありますか?
利用者様の方と一緒に、生きがいを見つけていけるスタッフになりたいです。
身の回りのお世話、サポートをするのは当然で、それ以上に利用者様が活き活きとした顔を見せて頂けたら、私も幸せになると思うんです。
毎日出勤前に「頑張ろう」と思うのではなく「今日も幸せになろう」と思いながら職場に向かっています。
ただやはり、仕事を続けていくなら技術の向上と、知識を増やすということは必要不可欠ですので、介護福祉士の取得を目指しています。
「介護の仕事」というものについて、どういう思いがありますか?
自分が介護の仕事に就くまでは、なんとなく「偽善者」というイメージがありました。
ですが、介護とは人生の先輩を相手に行うことですので、学ぶことがたくさんあり、偽善やらなんやらと言うことを超えた、新たな発見の連続でした。
人と接する仕事ならだいたい新しい発見はあるものかもしれませんが、実際に介護をやってみたら、日常のほんの些細なことでも自分だけの生活では気付かない、はっとすることが山のようにありました。
毎日今日は何が起きるんだろうととてもワクワクしながら仕事が出来るのはなかなかない経験だと思います。
また、気付いたら同じ仕事と同じ気持ちを持っている友人もたくさんできて、本当に良い仕事に巡り合えたんだと強く感じました。
きらケア派遣

注目の記事

お客様の生活をサポートするお仕事です

お客様の生活をサポートするお仕事です

もともとは工業学校に通っていて …

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です