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仮性作業の症状事例
仮性作業の症状事例

仮性作業の症状事例

本人は普通に作業をこなしているつもりでも、ほかの人から見たら同じことの繰り返しをしているだけなど、意味のない作業のことを指します。
引き出しの衣類を出してはたたみ、シーツをはがしては整えたりなど、様々なものがあります。
場合によっては留守中に家の中がぐちゃぐちゃの状態になることもあるので、ついつい文句を言ってしまうと思います。
また、散歩から帰ってきたときにいろいろなものを拾い集めて帰ってくるようなことも該当します。

意味のない作業、仕事をする

若いころに看護師として働いていた方がいました。
スタッフとともに朝のベッドメイクなどを終えて、さあ1日が始まるというときに、せっかく付けたベッドのシーツや枕カバーをどんどん外していったのです。
「ちょっとまって・・・」とスタッフは泣きそうになりながら制止していました。
その方は昔から働き者で、いつもせかせかとせわしなく働いていたようで、家でも似たようなことがあったようです。

こんなことがあると、介護者やスタッフなどからしたら迷惑極まりないことですので、「余計なことしないで!」とついつい声を荒げてしまうと思います。
しかし、本人は自分も働きたい、人の役に立ちたいという思いから動いていると考えられます。
仕事を区切る、終わったというときには「お疲れさまでした。一休みしましょう」「お茶でも飲みましょう」と声をかけて仕事を区切りましょう。
「仕事が増えた」「また余計なことを・・」をと思ってもぐっとこらえて、一旦作業から離れるように誘導して、区切ってあげてください。

ものを集める、拾って帰ってくる

記憶障害から、ものを無意味に集めてくることがあります。
何に限るというものはなく、例えばシャツやセーターなどを大事そうにしまって取っておく、時計やリモコンなどを自分の手元に置いておくなどです。
何らかの妄想などが無ければ特に問題無いかと思いますが、何度もあって大変だというときには同じようなものを置いておいて、集められても大丈夫にしておきましょう。
また、散歩中に様々なものを拾って帰ってくることもあります。
例えば空き缶、ペットボトルなどはもちろん、木の枝なども持ってくることがあるかもしれません。
気が付いたら足の踏み場がないほどものであふれていたということもあります。
ごみを集めて来たら、仕方ありませんので家庭ごみに分類して、ごみの日に出します。

当然ながら、やめるように言っても意味がありません。
散歩などについていいって注意するか、あえてとことん付き合ってみるなど、受け入れてあげたほうがイライラせずに、余計なストレスにもならないで済みます。
ちなみに、トイレットペーパーを少しずつちぎって、それをタンスの中にしまうという方もいました。
昔の人にとって、きれいな紙は非常に貴重なものです。
集めたものを箱に入れて昔のようなお便所紙として活用するなどをしましょう。
場合によっては箱に入れたものもまた集めることもありますが、これにも根気よく付き合ってあげるのが良いかと思います。

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