カイゴジョブ
介護保険制度とは
介護保険制度とは

介護保険制度とは

介護保険制度とは、2000年4月1日に発足した保険制度の一つです。
医療保険、年金保険、労災保険、雇用保険に続く5番目の保険制度となり、介護保険は実に39年ぶりの新保険制度となりました。

また、この介護保険はドイツに続いての導入で、先進国の中でも先立って高齢化社会を迎える日本は、特に注目を集めた制度でありました。
ドイツの場合は財源を保険料だけでまかなっていますが、日本の場合は国や地方自治体の税金と保険料を半々にして賄っています。

この介護保険制度の創設にあたり、社会福祉事業法を半世紀ぶりに大幅改定するなど、社会福祉インフラの大規模な改革がされた時期でもありました。
それまでの老人福祉や高齢者介護というのは、措置制度と呼ばれていました。
地方自治体の長、知事や市長などがその方に必要な措置を行政の責任で行うという方式で、利用者にはその選択権は認められていませんでした。
つまり、行政による押し付け介護が当時の制度だったのです。

しかし、介護保険制度が出来てからは、利用者の意思を重視し、利用するサービスを利用者が選べるようになりました。
従来の介護は寝たきりの方を中心に考えた施設介護が主体でした。
ですが、介護保険は利用者の自宅で自立した生活を営むのを支援する。という方針に大きく変更しました。
これにより民間企業やNPO法人の訪問介護、在宅介護サービスビジネス参入を認め、介護ビジネスという市場、介護業界が誕生したのです。

このようなことが起こった背景は、やはり高齢者が急激に増えたためです。
少子化で若い人が少なくなっていく中、65歳以上の高齢化率はうなぎ上りに増え続け、2020年には29%、2050年には40%に到達するといわれています。
これは日本人の5人に2人が高齢者となる計算です。

さらにこのようになったもう一つの背景が、高齢者が増えるのと同時に高齢世帯、高齢者の一人暮らしが増えたことによるものです。
現代はは生き方が多様化しているため、子供が親の面倒を見ないということも珍しくありません。
一人暮らしで孤独死してしまう問題や、老いた配偶者がそのパートナーを介護するという老老介護も大きな問題です。

これまでは自治体、NPO法人だけが介護、福祉を支えてきましたが、とうとう民間の力を導入せざるを得なくなったのが2000年のことでした。
高齢化は現在もより一層深刻化し、苦境に立たされているのはご存知の通りかと思います。

きらケア派遣

注目の記事

介護・福祉市場は10年後に30兆円規模になる

介護・福祉市場は10年後に30兆円規模になる

実は、介護保険制度の開始当初は …

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です