ホームページ / 介護と福祉 / 介護保険制度 / 介護保険が導入された経緯
カイゴジョブ
介護保険が導入された経緯
介護保険が導入された経緯

介護保険が導入された経緯

介護保険制度が制定されるきっかけは、1987年の消費税導入議論までさかのぼります。
当時の政府与党は、社会保障費が増大し、財源を確保しなければならないという理由で消費税の導入を提案しました。

翌1988年、厚生省と労働省が連名で福祉ビジョンを発表しました。
高齢者のための福祉、保健施設、サービスを一層充実化させるという具体案が初めて出され、さらに翌89年に、高齢者保健福祉推進10ヶ年戦略(ゴールドプラン)を銘打ち、策定しました。
ゴールドプランとは訪問介護サービス、通所介護とその施設の具体例まで、こと細かに目標を掲げて翌90年から2000年までかけて完成させようとしたものです。

これに合わせて老人福祉法、老人保健法の一部改定を計画し、94年には新ゴールドプランと制定されました。

さらにこの同年、当時の厚生省の中に事務次官を本部長とした高齢者介護対策本部が設置されました。
ここから本格的な高齢者介護システムの作成が始まったとされています。

同年末には高齢者介護・自演私立システム研究会報告が提出され、利用者の自らの意思でサービスを選べる、現在の介護保険制度の根本が出来上がりました。

この翌年から老人保健福祉審議会での審議がスタートし、平成8年に介護保険関連三法案が提出され、翌平成9年に成立しました。

この高齢者介護システム、サービスを作るにあたって最も議論されたのが、財源です。
全て現在徴収している税だけで賄うのか、保険料を新たに徴収して社会保険制度にするのかで議論が交わされました。

結果、社会保険方式で保険料を徴収する社会保険方式の方が、サービスの供給と受給がスムーズに行くという結論になり、保険料と税金を半々で賄うという折衷案になりました。

これに加えて、65歳未満の障害者に対する福祉制度を、この介護保険制度に統合するかどうかの議論もありました。
介護保険の利用者の負担は、利用料の1割となっていましたが、障害者にとっては負担が重いというのが懸念されていました。

これを解消すべく、利用者が払える範囲内のお金で利用料を支払うという支援費制度が導入されましたが、利用者の急増であっという間に破たん、平成18年4月から障害者自立支援法を制定しましたが負担増は変わらず、さらに平成24年に改正されました。

現在、導入初年度に比べると要介護者の数は2倍に増加、要介護度が低い利用者の数も高齢化に合わせてどんどん増えています。

きらケア派遣

注目の記事

介護・福祉市場は10年後に30兆円規模になる

介護・福祉市場は10年後に30兆円規模になる

実は、介護保険制度の開始当初は …

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です