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介護・福祉業界での就職活動
介護・福祉業界での就職活動

介護・福祉業界での就職活動

福祉関係の人材は慢性的に不足しており、求人は毎年増加しています。
正社員はもちろん、パートタイムなどの非正規職員もたくさんあり、様々な雇用形態があります。
さらに、人に対する仕事なため質を重視する傾向もあり、それまでの職務経験、専門技術や知識、そしてそれらを得る中で培った人間性なども重要視されています。
当然、採用してからも質を維持できるかも重要です。

一連の流れを簡単に説明していくと、まずは仕事観の確認や適性、これまでに得た経験の確認をして自己分析、それから将来目標を設定します。
次に資料を入手したり、施設や事業所を実際に見学してみて、福祉業界の仕事の研究と、情報収集ののち、就職する事業所を人材センターやハローワークなどを活用して、決定します。
履歴書、資格証明書、職務経歴書などの応募書類の準備、提出をしたら、面接や実習、筆記試験といった採用試験に入ります。
晴れて内定が出たら雇用契約、採用となり、業務開始します。

就活とは、福祉に関連するものに限らず一人の社会人として、自分の人生の方向について選択するために、欠かせない通過点です。
自らのライフプランを組み立てて行くことの、最重要の機会となります。

就職活動準備

自己分析と、目標設定

就職の自己分析とは、これからの自分の進路を決めるために、まずは自分自身のことを知って、現在の考えをまとめるという作業です。
例えば今まで何をしてきて、何を得たのか、今後どのようなことをするのか、と言ったようなことを、相手に分かりやすくはっきりと伝えられるように、言葉で整理するなどです。
これをすることで道が大幅に絞り込めて、アピールできるポイントもくっきりとなります。

次にやることが将来の目標の設定ですが、これは就活中にせずとも大丈夫かもしれません。
現在は転職もスムーズに出来ることが多いため、働きながら考えることも難しくないためです。

就活中に自己分析をすることは、就職先で自分のするべき業務、自分の力を最大まで発揮するためにも大切ですので是非やっておきましょう。
自己分析の具体的な方法は、人によって様々あり、方法もたくさんあるのでここでは割愛しますが、自分のこれまで取った資格、職歴、社会活動といった経歴を書き出してみるのが一番早い方法かと思います。
メモを取るように一つずつ書き溜めておくと、応募書類を作成するのもスムーズに進んでいきます。
応募締切が間近に迫っているという求人情報を入手しても慌てずに書類を作ることが出来ますよ。

そして自己分析と同時に大切なのが、自分の目指す方向を明確にするために、幅広い情報を入手するということです。
様々な情報を入手して、どういう仕事をしたいのかを見つけたり、自分のやりたい仕事はどのような職種、分野に該当するのか、必要な資格はどれかなどといったことを把握して、就職活動の方針を決めましょう。

応募先の情報収集、決定

応募に欠かせない福祉人材センターは、年間で数多くの求人を公開しています。
様々なニーズにこたえられる分、自分が応募すべき求人や、応募しやすい求人を探すのは非常に難があります。
ここで、簡単にですが、探し方のポイントについてまとめていきますので参考にしてみてください。

求人情報の探し方
  • 職種、仕事内容から探す
  • 基本となり、最重要となる視点が、希望の職種、希望の仕事内容は何かという点です。
    まず、福祉の仕事は高齢者と障害者(児)、そして児童、に分かれます。
    その中でどれにまつわるところに働くのかをイメージしながら求人を探します。
    例えば利用者のケアに関するケアワーカーとして働くのか、それとも相談や連絡調整をメインとするソーシャルワーカー、相談員として働くのか、それともオフィスワーカー、事務員として働くのかなどです。

    よく「福祉関係ならどのような仕事でもよい」という方もいると思います。
    しかし、ある程度でもどのような仕事に就きたいかが分からなければ、求人を探すのは難しくなるのです。

  • 法人概要から探す
  • 日本の社会福祉は、従来までは全て社会福祉法人という法人によって行われてきました。
    これは廃止されたわけではなく現在も存在しますが、介護保険法によって、介護報酬の代理受領は法人格であればどのようなものでも大丈夫になったため、特に通所介護、訪問介護の事業において株式会社などの営利法人や医療法人、NPO法人が激増しました。
    歴史も様々あり、つい最近できたものから戦後間もなく設立されたものまで、多種多様です。
    当然、運営事業もたくさんあるため、くまなくチェックしておきましょう。

    社会福祉法人として高齢者、もしくは障害者や児童に関する施設、事業を多く展開しているところ、障害児の親が立ち上げ、地域に根付いた活動をするところ、市民活動から生まれたNPO法人などなど、本当にさまざまなところがあります。
    その法人の特徴をきちんと把握して、どのような事業をしているのかも必ず確認することが大切です。

  • 労働条件から探す
  • 当然ながら雇用形態であり、給与額や給与制度も重要です。
    介護、福祉に関連する仕事はどれも激務で、給料が低いとされており、非常に厳しいものがあると思います。
    ですが、それでも正規、正社員での雇用なのか、パートなどの非正規なのか、非正規なら雇用契約や期間はどれくらいなのかなどを正確に把握しましょう。
    労働時間、日数、夜勤や宿直はあるのか、日勤のみはできるのかなど、そして給与制度は年俸なのか、月給なのか、時給なのかといったこと、給与総額についても同様です。
    労働条件は良いに越したことはありません。
    ですが、基本的に大変な仕事なため、自分がやりたい仕事なのかどうかも重要なポイントとなります。

    福祉人材センター、ハローワークなどで渡される求人票は、労働条件を明示するための正式な書類にはみなされないため、改めて労働条件通知書(雇入通知書)と就業規則、もしくは就業規則に準ずるものを交付してもらいみあしょう。
    これは勤務後のトラブルを防ぐためにも必ずしておいてください。
    そして、福祉人材センターやハローワーク以外で求人情報を集めることも出来ます。
    例えば、出身校や現在の在学校を活用する、行政の広報誌やホームページ、チラシや求人誌などを参考する、さらに電話問い合わせでもできます。

    学生の場合であれば、学校に就職課があるかもしれません。
    そこが在校生の就職活動の窓口となってくれますので、積極的に活用してください。
    福祉関係の資格が取得できる学校であれば、事業所は必然的に学校に求人を出しますので、積極的にこまめにみてみましょう。
    もちろん、教員の方は事業所や職場について情報をたくさんもっているので、相談するのも良いと思います。

    既卒者だと難しいような気がしますが、学校出身者で現在福祉の職場に在籍しているという方を訪ねてみて、仕事のイメージをすることも有効かと思います。
    また、各都道府県や、区市町村で出している広報紙、ホームページには、公務員試験の予定や非常勤職員の募集要項が掲載されることがありますので、これもこまめにチェックするのがおすすめです。
    広報紙以外にも、一般の求人情報誌でも介護などの求人情報はいくつか乗っているのと、不定期で新聞などの折り込みチラシに求人があることもありますので、現在の居住地近辺で働きたいという場合には見逃さないようにしましょう。

    さらに、一般の求人情報誌に載っている求人情報は、その求人誌のホームページに載っていることもありますし、誌面ではなくインターネットだけの求人情報サイトとして運営しているところもあります。
    これにより現在住んでいる地域に限らず、全国の求人情報を見ることが出来るので、とでも便利です。
    最近では求人情報サイトに求人を出して、全国から人材を集めるという法人も出てきました。
    もちろん法人名などから正確に載っているため、社風や風土、理念なども事前にしっかり読むことができます。
    福祉や介護を専攻していない方でも、福祉業界をイメージするのに役立つと思います。

応募する先の情報を、より詳しく知る方法

様々な媒体を活用して求人情報を選定出来たら、応募先のことをより詳しく知る必要があります。
まずはインターネットを活用して、その法人、事業所のホームページを見たり、評判を見ておきましょう。
事業所によってはホームページ上で採用、募集情報を公開しているところもあります。

また、福祉関係の雑誌、書籍、新聞やテレビ番組なども重要な情報源となります。
団体のことを専門的にまとめた書籍もあるので、図書館なども活用して情報収集するのがおすすめです。

さらに、応募先を決める際にはハローワークや求人情報誌などで求人情報を見るだけではなく、実際に見学をして事業所の雰囲気を確かめたり、人事の担当者、施設長と言った職員の方と話してみることも重要です。
その施設での利用者の暮らし、職員の支援の方法などを間近に見ることで、雰囲気や具体的な業務を確かめられますので、是非見学してみましょう。
求人票には施設見学などのことが書いていなくても、積極的に問い合わせて応募するのがおすすめです。
ただし、事業所とは実際に利用者が暮らしている生活の場となりますので、見学とは言っても利用者のプライバシー保護、尊重は十分に留意してください。
当然、見学ができないという事業所もありますので、必ず確認しておきましょう。

応募準備

電話

最近ではインターネットからの応募も出来ますが、基本的には電話で問い合わせや応募をします。
電話は最初の出会いであり、会話となるため、ここから就活の大きなスタートとなります。

アルバイトなどでも言えると思いますが、電話をする時間帯は始業すぐや昼休み、就業の間際などの担当者がゆっくりと話ができないような時間帯は避けるのがおすすめです。
そして、こちらは落ち着いて話すことが出来て、きちんと聞き取れる場所、環境を整備してから電話をします。
忙しくて出先などから電話をかけなければならない、携帯電話を使う必要があるなどという場合には注意してください。

電話がつながったら、事前に確認しておいた相手の担当者の氏名、部署を訪ねて、電話をかけた主旨を伝えます。
簡単な問い合わせなどなら問題ありませんが、実際に応募する際には必要な書類、送付の場合は送付先とその締切日、選考会場なども確認しましょう。
もちろん、その際に質問したいことや確認したいことがあれば聞いてみてください。
ポイントは、電話をする前に要点を整理して、聞きたい部分をあらかじめ書いておくとか、メモをとりながらかけるようにすると言ったことです。

また、具体的な労働条件については、電話の際には最小限にとどめておくのが望ましいです。
当たり前ですが、敬語で、丁寧な言葉づかいを意識して話すようにしましょう。

履歴書

電話の次に大事なのが、面接の際に用いる履歴書などの応募書類です。
履歴書は選定材料となるものですが、自分の経歴を説明するのにも役立ちますし、自分の人となりを説明するのにも役立たいますあ。
誤字、脱字、汚れなどが無いように、しっかりと細心の注意を払って、自分の魅力を100%アピールできる内容に仕上げましょう。

ちなみに、基本的には普通のアルバイトなどとは違い、履歴書1枚だけということはありません。
職務経歴書や資格証明書などとともに資料として扱います。

応募書類から受け取れる評価がプラスであれば、面接も良い印象のまま行われ、マイナス評価を受けるとプラスに転じるのは難しくなってしまいます。
特に面接の際に資料を見るのではなく、送付するなどの書類選考の場合には、マイナスの評価を受けてしまうとその時点で二次選考に行くのは難しくなります。
履歴書などの書類は、採用されるのに非常に重大な役割を担うのです。
ですので、もっとも良いのは履歴書を読んだだけで「採用したい」と思わせるということです。

しかし、当然ながら簡単なことではありません。
履歴書の段階で不合格となるようなことだけは避けるようにしたいものです。
例えば、空欄のところを作らないなど、小さいことでもあれば積極的にアピールする材料にしましょう。

履歴書の用紙は、特に指定がなければ市販のA4サイズのもので問題ありません。
筆記用具は黒で細字のサインペン、ボールペン、万年筆などです。
履歴書上の注意欄には黒か青のインクで記入とされているものもありますが、一般的には黒が望ましいとされています。
全て手書きではなくとも、経歴や資格などは印刷して名前だけ手書きするというのも良いと思います。

また、市販の履歴書と言っても様々あると思いますが、自分が最も使いやすい、アピールしやすいものを選んで大丈夫です。
ただし、コピーした履歴書や一度使用して返却されたものを使用するのは避けるようにしましょう。

書体、表記

手書きにする場合は言うまでもなく、略字や崩し字は避けてください。
楷書で丁寧に書きましょう。

これはくせ字が強い人や字が下手で自信がないという人でも、きちんと丁寧に書くようにしましょう。
誤字や脱字が無いように、あやふやな文字や自信がない文字は辞書などを用いて確認しながら書きます。
また、志望動機など1行では書ききれないような項目は行が曲がらないように、丁寧にゆっくり書きます。

当たり前ですが履歴書とは間違いがなくて当然のものです。
ですので、文字を間違えたりしたら修正液などは使わず、新しいものに初めから書くようにしましょう。

表記は統一して、~学校入学の次は学校卒業、入社の次は退社と、きちんと正式名称で書きます。

  • 日付
  • 履歴書に書く日付は、履歴書を書いた日ではなく持参する日の当日の日付を書きます。
    郵送の場合はポストに投函した日です。

  • 住所、連絡先
  • 住所は郵便番号、都道府県名から、省略せずに正確に書き、電話番号も同様に市外局番から正確に書きます。
    自宅の電話番号であれば自宅の電話番号とともに携帯の電話番号も併記して、自宅の電話がないという場合には携帯の番号のみを書きます。

  • 氏名
  • 名前は苗字と名前の間に1文字分のスペースを開けて書き、苗字と名前の区切りを分かりやすくします。
    また、ふりがなはひらがなで記載するのが一般的です。
    もしカタカナでフリガナとあれば、カタカナで書きましょう。

  • 印鑑
  • 曲がったり、一部が欠ける、汚れるという捺印は避けてください。
    捺印をする前に履歴書などの用紙の下に一枚紙を敷くときれいに捺印できるので、何回か試してみてからやってみてください。
    また、ゴム印ではなく朱肉を用いる正式な印鑑での捺印をしてください。
    ただし、最近では印鑑を押す必要がない履歴書もありますので、そのような履歴書を用いる場合には押さなくても問題ありません。

  • 写真
  • これも普通のアルバイトなどでも当たり前のことなので、言うまでもないと思いますが、スナップ写真の切り抜きなどは使用しないでください。
    上半身の3か月以内に撮影したもので、写真欄と同じサイズのものを取り、貼り付けます。
    服装と髪型に規約はありませんが、きちんとした格好で、表情良くとるのがポイントです。
    また、裏面に氏名を書いておくと、万が一はがれてしまった時などにも安心です。

  • 学歴、職歴
  • 学歴欄は、基本的には中学校の卒業年から書きます。
    それ以降、高校、専門学校、短大や大学といったところは入学念と卒業年と学部、学科まで正確に記入します。
    また、書類に年号を書く場合には全て西暦か和暦で統一させます。

    職歴も入社と退社を全て書きます。
    在籍期間と、空白期間についてはっきりと問われるので、心構えをしておきましょう。
    もし短期ではなく長期のアルバイトがあれば、職歴として記載しておきます。
    会社名を記入する場合には(株)などとは省略せずに、株式会社や有限会社と正確に書きます。
    現在退職していて就活中であれば、右端に以上と書いて書き終え、在職しながら就活しているという方は右端に現在に至ると記入して終えます。

  • 免許、資格
  • それまで取ったものを書くのはもちろん、運転免許など、業務に関係のないものでもアピールポイントとなりますので積極的にどんどん書き入れていきましょう。

  • 趣味、特技
  • 趣味は少しでも興味があって、現在も続けているというものがあれば遠慮なく記入しましょう。
    例えば楽器演奏、茶道や華道、囲碁、麻雀といったゲームはレクリエーションなどの際に、利用者とのコミュニケーションに大きく役立ちます。
    もちろん、OA機器の経験、これまでやってきた中で得意な仕事などがあれば特技や経験として書きます。

    しかし、その分質問される可能性があるので、きちんと具体的にはきはきと答えられるように準備しておいてください。
    ただし、業務や担当者に対してマイナスの意イメージを与えるようなものは書くのはおすすめできません。

  • 志望動機、本人希望欄
  • そして、志望動機欄は面接で必ず質問される部分であり、非常に重要な部分ですのでしっかりと入念に整理しておきましょう。
    決してネットで調べたことや見本、一般論、抽象的な言葉を多用したりせず、自分の言葉で手短に書くのがコツです。
    具体的な表現で「自分はこの仕事に対してこのような経験があり、このような考えがあり、こういう仕事したい」という現在から将来までを大まかにでも考えている、説得力のあるような工夫をしてください。
    あえて給料が良い、やってみたかったから、などと思ったことをストレートに言うという考えもありますが、やはりリスクが高く、良い印象を与えることは難しいかと思います。

    もしその事業所において職種や配属先に希望があれば、理由も添えて伝えます。
    ただし、これも同様に給与が良い、休日が取れると言った条件面を強調するのはおすすめできません。

  • 退職理由
  • ちなみに、退職のための理由は、会社都合により、一身上の都合により。というものがあります。
    会社都合とはその名の通り事業所が閉鎖、倒産したなどの会社の都合による退職、一身上の都合は転職をしたい、資格を取りたいと言った自らに関することで、できるだけ具体的な理由を示すのがおすすめです。

    職務経歴書

    職業経験がある、転職で福祉業界などに入るというときには履歴書とともに職務経歴書を要求されることがあります。
    履歴書では勤務先の名前は分かっても、その職場で具体的にどのような業務についていたかは不明です。
    それを職務経歴書を用いて、どのような事業所でどのような業務を手掛けていたのか、などを伝えます。
    これにより、それまで何をしてきたか、何を達成できたかを相手にアピールできます。

    現在は履歴書の中に職務経歴書も同梱されたものも売られているので、是非活用しましょう。
    書式は特に決められていませんが、基本的にはA4用紙1枚から2枚程度にまとめるのが一般的です。
    箇条書きで簡単に書いても大丈夫ですが、行間、字間はきちんと考えて、見やすいレイアウトにする工夫も必要です。
    また、履歴書とは別に扱われても大丈夫なように、職務経歴書にも名前を記入しておきましょう。

    その他の応募書類と、郵送方法

    応募書類はほかにもあり、例えば成績証明書、卒業証明書、それらの見込み証明書などもあります。
    資格証明書や健康診断書、作文や論文、志望動機書、さらには写真も別の書類として提出を求められることがあります。
    全て求人や事業所によって異なりますが、学校などに依頼しなければ手に入らないような証明書は、交付までの時間なども考えて早めに入手するのが大切です。

    全ての応募書類が出来れば、あとは面接か書類選考に進みます。
    もし応募書類を郵送するという場合には、必要な書類が正確に、全て揃っているかを確認して、推敲もじっくりと行います。
    福祉人材センターを通じて応募する場合には紹介状や応募用紙が必要になることもあります。

    添え状を作り、関係書類を添付したら、左上をクリップで止めるか、クリアファイルに入れ、それを封筒に入れて送付します。
    もし応募先の事業所から簡易書留などで送るようにといった指定があればそれに従いましょう。
    使う封筒のサイズは書類を折らずに済むサイズで送り、裏面の左下に差出人となる自分の住所と郵便番号、氏名を記入します。

    試験対策

    福祉の分野は、どれにおいても対人サービスが中心となります。
    そのため、ほかの業界よりもその人物の適性、評価が大きく影響します。
    もちろん、資格や学歴、業務経験、居住地からの通いやすさなども大きな条件ですが、やはり利用者と密接にかかわるため、人となりは非常に重要なのです。

    これはつまり、面接重視の傾向が強いということです。
    資格を取るための国家試験は、点数化されており、何点以上取れれば良いというのが決められていますが、採用においてはそのようなことはありません。
    書類選考から面接、筆記試験や適性試験、さらには作文や論文作成を行うというところもありますが、個別面接は必ずと言っていいほどあると思います。
    その事業所はどのような試験をするのかということもきちんと確認しておきましょう。

    筆記試験

    筆記試験をするところは、多くの職員を一括採用しなければならないというときに見られます。
    新規の施設、新規事業などの際に用いられることが多く、複数の事業所を抱える法人が一括で採用をするために行うこともあります。
    このような求人は募集枠がほかの求人よりも多くなるため、必然的に応募者も多くなります。
    当然、筆記試験で高得点を取れば確実に就職できるというものではありませんが、一定の基準は決められており、それをクリアしなければ次の選考には進めずに、不合格となるのできちんと対策するなどの準備をしておきいましょう。

    また、福祉分野で行われる筆記試験は、一般常識と論文、作文が主に見られます。
    論文、作文とは面接試験の当日にその場でテーマが発表されて、時間制限のある中で書く場合や、応募の時点でテーマなどが発表されて応募書類とともに提出、持参する場合などがあります。
    福祉関連のテーマに限らず、詳しい志望動機まで様々です。

    大学などで慣れている場合なら問題ありませんが、慣れていないという場合にはやはり、実際に書いてみるほか良い対策はありません。
    面接に備えるという意味でも、自己PRや福祉分野に就職しようと思った動機や採用後の抱負、意気込みなども含めてまとめてみて、だいたい800から1200文字程度書いてみましょう。
    誤字脱字がない、丁寧にかけているかどうかはもちろんのこと、言葉が無駄に重複していないか、わかりやすい表現になっているか、構成はどうかなども気を付けながら書きます。
    前述のように時間制限がある場合もあるので、あえて決めて書くのも良いと思います。

    ちなみに、福祉分野にまつわる専門的な問題が出ることはあまり多くありません。
    ですが業界の動向に気を付けておくのは働き始めてからも大切ですので、念のため簡単にでも理解しておきましょう。
    特に新聞やニュースで出たことは把握しておくのがおすすめです。

    面接

    さて、筆記試験が済んだら面接に入ります。
    面接は、質問に対しての答え方、答えの内容などから、その応募者の意欲や能力や人柄を判断します。
    自分の熱意、考え方や姿勢を分かりやすく、100%伝えるようにしなければなりません。
    面接では志望動機、自己PRは当然ながら、履歴書や職務経歴書に書いていることを様々な形、面から質問されます。
    最低限の敬語を使って、マナーも守れば、思ったように答えるだけで大丈夫です。
    ただし、応募書類には書ききれなかったことを伝えるのは受け応えだけですので、重要なポイントにはなります。

    応募書類を読み返して、特にアピールをしたいことや付け加えたいことなどもまとめて、簡単に伝えましょう。
    その分、臨機応変な対応が必要不可欠になりますので丸暗記するのはおすすめできません。
    採用担当の人は、応募者を面接の場面での所作、態度、表情、服装などの見た目と、話し方、声の出し方などの耳から入る印象で判断をシミ明日。
    ですので、入室から挨拶、終わりの挨拶から退室まで、一連の動作と声の出し方などを練習して、慣れることが重要です。

    面接対策はとにかく準備が必要です。
    想定される質問に対して、回答をあらかじめ考え、ある程度頭の中で整理するということです。
    決してマニュアル本や見本などをそのまま答えるのではなく、自分が学んだこと、感じたことを自分の言葉で言うようにしましょう。
    また、その方が丸暗記するよりも楽に言うことが出来ますよ。

    ここで、面接について簡単にまとめていきます。

    • 服装
    • まず面接の前に、面接に行く服装は、特に真新しいものが必要というわけではありません。
      しかし、第一印象を左右するため、清潔感があり、交換が持てるものにするのが第一条件です。
      そのため、一般企業のようにリクルートスーツが分かりやすく、簡単かと思います。

      ただし、福祉関係においては実習、実技試験がある場合もあり、その場合には実際の業務に使うような動きやすい私服、運動靴で向かうのがおすすめです。
      そのような際にはきちんとした指示をする場合もあります。

    • 面接の前
    • そして、面接に向かいます。
      入所施設は時間がきちんと決められ、一日のプログラムなどが組まれているので、遅刻するのような時間にルーズだと思われたら非常に大きなマイナスとなります。
      もし交通機関の遅れ、大渋滞などがあり、やむを得ず遅れそうな時は必ず電話をしてください。
      さらに、もし面接を受けられないというときには、すぐに応募自体の連絡を入れましょう。
      応募をやめるからと言って連絡をしないというのは信頼が疑われてしまいます。

    • 面接中
    • 必ず質問されるのが志望理由です。
      「なぜここに就職したいのか」「ここで何をしたいのか」「なぜやりたいのか」などという問いに対して、はっきりと思いと意欲を伝えてください。
      もしやってみたいことがあれば必ず具体的に、しっかりと伝えましょう。

      その時に関わってくるのが職場研究です。
      確かに、実際にやってみなければ大変さや面白さが分からない仕事もあるため一概には言えませんが、就活中に是非やっておきたいことです。

      また、当然ですが面接者の話を謙虚に聞く姿勢も欠かせません。
      そして、自分のアピールポイント、長所を伝えるというときには、過去にあった出来事を出して具体例を示しながら伝えると、説得力が上がり、話し方も自信溢れるようになると思います。
      そのようなことがこの事業所、業務においてどのように活用できるかを伝えられればとても良い印象が与えられますよ。

      面接中は自分に関するありとあらゆることが注目され、全てが審査の基準となります。
      言葉づかいから姿勢や表情、挨拶の良しあしも、まじまじと見られます。
      急にできることではありませんので、日ごろから練習をする、体を動かしながら慣れておくことが大切です。

    • 面接の流れ
    • 1. 受付などの方に面接に来た旨を伝え、待合室で面接者(担当者)が来るのを待つ、面接室に入る際には2回ほどノックをして、返事を受けてから中に入ります。
      2. 入ったらドアを閉めて、失礼しますと一声をかけて一礼します
      3. 椅子のわきに歩み寄り、名前を名乗ってよろしくお願いしますと挨拶し、一礼します
      4. 椅子におかけくださいなどと勧められてから、椅子に座ります。
      5. 面接を終え、退室するときには椅子のわきに立ち、ありがとうございましたと感謝の気持ちを込めて挨拶、一礼してから、ドアのところで再び一礼してから退室します。

      あくまでも簡単な流れで、必ずこれに当てはまるというわけではありませんので注意してください。
      ただ、面接はその時間だけではなく建物に入った時から、出るまでが面接だと思って臨むようにしましょう。
      つまり、待合室などの場所でも見られていると思い、わきまえた行動を心がけるのがおすすめです。

      時間を守ることや礼儀正しい言葉遣いをするなど、基本的なことは普通の就職活動やアルバイトの面接などとほとんど変わりませんので、安心して臨んで大丈夫です。
      もちろん、面接会場に入る前には携帯などの電源は切り、ならないようにしておきます。

      当日には地図を持って行って迷わずに行くようにする、連絡先を書いておいて万が一に備えるなども良いと思います。
      何らかのことに備えて筆記用具やメモ用紙を持っていくのもおすすめです。

      実習選考

      実習選考は、事業所によって変わります。
      1日か2日に分けて行うことが多いですが、場合によっては1週間近く様々な実習を経てから、採用するというところもあります。
      実習はその名の通り実際に業務に携わることですので、その事業所で働くということをより強く確認する良い機会となります。

      事業所側は働く姿勢を見て、コミュニケーション能力を見るのに非常に役立ちます。
      特に即戦力となる人材を求めているところでは支障なく業務ができるか、手慣れているかを確認するのに欠かせない選考方法です。
      実習の期間は無給というところから交通費のみ支給、現職員と同額程度の時給を支給など、様々なものがあります。

      選考結果後

      選考結果は、後日郵送か電話で合否が伝えられるかが一般的です。
      一括募集などのような複数の方が応募している求人は選考に時間がかかることがあります。
      基本的には、予定として伝えられていた期日を過ぎても連絡がなければ、自分から問い合わせてみてください。

      めでたく内定通知、採用通知が来たら、早めに返事をしましょう。
      採用され、そこで働くことが決まったら、細かい労働条件に付いて確認していき、労働条件通知書の交付を要請します。
      ここをあいまいにしてしまうと、後々でトラブルになってしまうので、きちんと確認するようにしてください。

      もしほかに就職先が決まってしまった場合には、すぐに辞退する旨の連絡をしてください。
      内定後の辞退は、その求人を出した事業所の採用計画に支障が出てしまい、再び募集を再開しなければなりません。
      複数の事業所に応募している場合は、内定への意思表示はできるだけ早く行ってください。

      実習をして時給も払ってもらったような、長い時間やコストをかけて選んでくれた事業所には特に誠実な姿勢で、誠意をもって辞退を申し出てください。
      担当の方に速やかに連絡を取って、辞退する旨を伝えましょう。

      また、学校の教員や窓口の職員など、何らかの紹介者がいる場合にはその方へも連絡するようにしましょう。
      中には自分が応募したにもかかわらず、通勤時間が思ったよりもかかったなどの身勝手な理由で辞退する方がいるので、応募前に必ず確認してください。

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